sho
naganuma
Profile
SHO NAGANUMA
1998 born in nagano,japan
education
2020 nihon university graduate school of arts master`s course,
department of art and design, printmaking course
2020 graduated from nihon university college of art,
department of fine art printmaking course.
prize
2020 industrial engineering award of the nihon university college
2019 nationai university print exhibition, excellence award
2019 national university print exhibition, machida city international print museum award
exhibition
2020 nihon university college of art prints completed gradation exhibition ,gallery kawaafune
graduation exhibition of 5 art universities in tokyo
2019 national university print exhibition
5 art universities portfolio exhibition
2018 national university print exhibition
public collections
machida international print museum tokyo
nihon university faculty of production engineering chiba
長沼 翔
略歴
1998年 長野県生まれ
2020年 日本大学芸術学部美術学科版画専攻卒業
日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻版画分野入学
受賞
2019年 第44回全国大学版画展 優秀賞
第44回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館賞
2020年 日本大学生産工学部賞
2020年 第45回全国大学版画展 優秀賞
展覧会
2018年 第43回全国大学版画展
2019年 版画五美大ポートフォリオ版画集展
第44回全国大学版画展
2020年 日藝版画修了卒業制作展 ギャラリー川船
東京五美術大学連合卒業・修了制作展
一家に一枚プロジェクト2020
日芸版画 イン シラキノ展
第45回全国大学版画展
2021年 グループ展 うたげ
未来の巨匠展
作品収蔵
町田市立国際版画美術館 東京
日本大学生産工学部 千葉
concept
I create etchings that express contemporary issues through
the city and my emotions in an abstract way.
The works of the city depict the stifling atmosphere of today's information-rich society,
the beauty of the city, which can be seen at a moment's notice,
and the ever-changing expressions of the city.
The emotional works are based on accidental shapes,
and I try to express my emotions by changing colors and printing in layers.
For me, creating this kind of work is a record of contemporary society and a record of my emotions.
コンセプト
私は、現代が抱えている問題を”街"を通して表現する作品と、
自分の中で渦まく感情を抽象的に捉える作品の2つを軸に、銅版画を制作をしている。
"街"の作品では、情報が溢れすぎている現代社会の息苦しさや、ふとした時に魅せる街の美しさ、
刻々と表情を変えていく"街"に惹かれ、”街"の作品を描いている。
”Girl 9.1”という作品では、9月1日は若者の自殺者が最も多い日だというニュースを見て、
その事実を間接的に表現するために、画面全体を街で埋め尽くし、
とあるビルの屋上から少女が命を落とす瞬間を描いた。
その少女は2mmほどの小ささなので、一見するとわからない。
それは日々塗り替えられ、忘れられていく事件を表現した。
このように、社会問題を街の絵に落とし込みながら制作をしている。
"感情" の作品は、マジックインキによる腐蝕によって偶然出来た版を基に制作している。
その版のまま刷ると、とても繊細で、薄く、ぼんやりとしたかたちなのだが、
色を変えながら、同じ紙に3、4回ほど刷っていくと、インクのマチエール、色の重なり、線のブレによって、
怒りの感情や、感傷的な感情など、様々な自分の感情が絵に表れてくる。
抽象的で繊細な表現だからこそ、自分の中で渦まく感情を作品にできている。
私にとってこのような作品を制作するということは、現代社会の記録であり、自分の感情の記録である。